新生エーゼログループの第二創業メンバー。ともに未来の里山をつくる仲間を募集します。

自然資本領域、社会関係資本領域、経済資本領域という3つ事業領域で、「未来の里山」の実現を目指す株式会社エーゼログループ
2023年4月1日より新体制がスタートするにあたり、3つのポジションで計5名の新たな仲間を迎え入れます。各求人の詳細については順次公開。今回はエーゼログループとして迎え入れたい人材について、代表取締役を務める牧大介とCTO(Chief Technology Officer)兼CQO(Chief Question Officer)の佐藤道明に話しを聞きました。

 

自分のビジョンと会社のビジョンを紐付けられる人

–今回の求人にあたり、どのような方を迎え入れたいと考えていますか。

牧:私たちが目指す「未来の里山」とは、人間だけではなく、いろんな命がつながり合って豊かになっていける状態のこと。エーゼログループでは今後、そういう地域を増やしていきたいと考えています。過疎化が進み、集落が消滅していく時代だからこそ、僕らはそこにチャンスがあると思っています。そういう未来をつくっていきたいという気持ちと、それによって自分の人生を豊かにしていくことをうまく重ねていくイメージを持てる人に来てもらえるとうれしいですね。

佐藤:そうですね。こんなことをしたいという自分のビジョンを持っている人が、会社のビジョンを紐付けられる人がいいですね。

牧:株式会社西粟倉・森の学校(以下:森の学校)および株式会社エーゼロ(以下:エーゼロ)では、意図的にビジョンを掲げていませんでした。なぜなら、会社のビジョンのために働くというような働き方をしてほしくなかったからです。ビジョンがなくても、いっしょに働く中で何となく伝わるし共有できているものは確実にあるので、これまでの規模であればそれでよかったんですね。
しかし、会社がここまで広がってくると、そうもいきません。そこで、「未来の里山をつくる」というビジョンを掲げ、スタートを切ることにしたんです。とは言え、会社のビジョンに共感し、そのために頑張りますという人が増えるのは、やっぱり違うなと。自分の人生は自分で生きるというのが大前提。自分がどうありたいとか、どう幸せになっていきたいということと、会社のビジョンを紐付けて考えられる人がいいですね。

佐藤:それぞれの幸せと、会社のビジョンを繋ぎ合わせる作業をいっしょにできるとうれしい。また、そういう会社でありたいと思っています。幸せを感じられる人が増えたら、そこでつくられるサービスや商品は、幸せを感じられるものになると思うんですよね。

(参考記事:「株式会社エーゼログループ」の発足。 僕たちは、未来の里山をつくりたい。


–佐藤さんがジョインされたのも、自身が考える幸せと、エーゼログループの前身となるエーゼロが描くビジョンが紐付いたからですか。

佐藤:牧さんからお誘いいただいたときは、一旦全ての仕事を整理した時でした。だから、こんなことがしたいとかは、なかったんですよね。ないというか、はっきりと言語化されていない状態ですね。それが、なぜか二つ返事でOKしちゃったんですよね。自分の左脳は、やめといた方がいい、ゆっくりした方がいいよって言ってたんですけど。たぶん、脳のもっと深い部分、潜在意識で、そこに何かがあると感知したんでしょうね。それで実際に西粟倉にきてみると、やりたいことがいっぱいあったんですよね。

ぼくは水や太陽のようなサービスをつくりたいんです。すごく大事なものってタダなんですよね。これまでサービスを沢山創ってきたけど、水や太陽のようなサービスをつくたいっていう気持ちが、西粟倉にきてだんだん言葉になってきたんですね。ここなら、なんかできそうな気がするんです。自分ひとりだとできないけど、牧さんやエーゼロの仲間とならそれがきっとできる。ぼくのやりたいことは、やっぱりここにあったんですよね。(佐藤がエーゼロに参画する際に取材した記事はコチラ

写真:佐藤が参画する際にインタビューした記事より

愛する地域に貢献するための、修行の場であってもいい

–佐藤さんのように、やりたいことや自分の幸せというものを認知できていない方も多いと思います。会社のビジョンと自分のビジョンを紐付けるためにも、どうすればそこに気付くことができるのでしょうか。

佐藤:だんだんとできる事が増えてくるにしたがって、あれ?何のためにこの仕事やってるだっけ?みたいなモヤモヤが出てくる時があります。それは、次のステップに行きなさいというサインかもしれない。これから自分の命を使ってどんな未来をつくっていきたいかを考えるタイミングかもしれない。そんな時に、なんかちょっと気になるなーくらいで次の扉をノックするのもいいかもと感じます。僕自身も、言語化できないけれどなんか気になるとか、ひっかかるというのを大事にしてきました。自分のやりたいことがまだ明確でなくても、僕のようになんか気になるを大事にして次の扉をノックしてみるのも一つの手だと思います。

キーワードがあるとするなら、森や木、自然、循環などでしょうか。エーゼロにジョインして仲間と話をして感じたのは、価値観が近い人が多いということ。みんな、森とか循環とか、そういうものを大事にしていて、そこに興味がある人が集まってきているんですよね。そこにはビジョンよりも、もっと深い合意があって、このエーゼロというチームの大きな強みにもなっていると感じています。

牧:自分の生まれ育ったふるさとに貢献したいけれど、今の状態では何もできそうな気がしない。そんな方が修行の場として、ここで活動するのもありだと思います。エーゼログループでは今後、現在の3拠点から7拠点までエリア展開を進めていく計画です。7拠点同時に仮説検証を行うことで見えてくるものもあり、私たちはそれを太陽や水のようにあたりまえに手に入れられるノウハウとして提供していきたいと考えています。私たちとともにそのプロセスに関わり、自分を磨いていくことで得た力と繋がりを持って自分のふるさとに帰っていくという道もあると思うんです。なかには、自分のふるさとにエーゼログループの支社を置く人がでてきたっていい。愛する地域、大事にしたい場所のある人が一定期間ここで修行するぞっていう気持ちで来てくれるのは、私たちがつくっていきたい世界にも繋がっていくのですごくいいことだと思います。

 

お互いを認め合い生かし合える多様性が、ここにはある

–縁もゆかりもない西粟倉という村で働き、暮らすことにハードルを感じる方も少なくないと思います。都会ではなく、ここで生きることを選択する魅力はどこにあるのでしょうか。

牧:東京の渋谷には、いろんな人がいるじゃないですか。多様性に満ちていて、それに対する寛容さもある地域だと思うんですよね。それはそれでステキなことではあるけれど、コミュニティをみてみると同じ価値観を共有できる人が繋がっているだけだったりします。一方で田舎は、息苦しい部分もあるかもしれないけれど、都会の無関心を土台にした寛容さではなく、関心を持ちながらお互いを認めあって生かしあっていけるところがあると思うんですよね。私たちもそういう会社になっていきたい。お互いに関心を持つけれど、違いがあることを楽しみながら生かしあっていけるのが、面白いところであり、すごく大事なことです。私たちが組織文化としてそういうものを育み、それが滲み出していくことが地域をもっと開放的で生きやすくすることに繋がるといいなと思います。


–株式会社西粟倉・森の学校およびエーゼロ株式会社の取り組みは、地方創生への感度が高い方たちにはよく知られています。牧さんの経歴からも、特別な経験やスキルを持った人たちの集団であるように映りますが、実際のところはどうなんでしょう。

牧:何となくキャリアのある人たちの集まりであるように思われがちではありますが、実際はそうではありません。博士号を持っている人もいれば、高卒の人もいます。部長の経歴も、みんなばらばら。多様性を認め合い生かし合う会社ですから、いろんなタイプの人がいていいんです。例えば、入社2年目にしてBASE101%という飲食事業の部長を務める杉山くんも、元々は営業マン。素直なところが評価され、採用に至りました。飲食業をやるための特別な経験やスキルがあったわけではありませんが、今では会社にとって大事な存在です。彼ほど何でも素直に質問できる人っていないと思うんですよね。他の部長が今さら聞けないことを聞ける。だから、彼がいることで雰囲気が柔らかくなるというか、みんなが言いたいことを言えるんですよね。心理的安全を高める効果があるので、彼が事業部長会議に出るようになったことは事業部の数字や業績がどうなるかってこと以上に全社的に波及効果が高いと思いますね。

BASE101%事業 杉山部長

佐藤:この春から支社のリーダーを任される大井くんという若者がいます。若干27歳でひとつの拠点を任されるって、すごいチャレンジであり、ものすごいチャンスでもあると思うんですよね。そういう意味では、学歴や年齢に関係なく活躍できるめちゃくちゃ面白い会社だと思います。一つひとつの仕事もめちゃくちゃ面白いです。

牧:自分で言うのもなんですが、うちの仕事は面白いと思います。自分が楽しくない仕事はつくってきてないんで。儲かりそうだからやるのではなく、やりがいもあるし、面白いなって思えることだけで何とか食べていけるよう踏ん張ってきたので。

 

気になるの正体を探りに、まずはオンライン説明会へ

–最後に求人への応募をお考えのみなさんにメッセージをお願いします。

牧:未来の里山は、余白の多い言葉です。未来の里山というキャンバスがあるくらいで、そこにどういう絵を描いていくかは自由。それぞれがやりたいことをみんなで形にし、育んでいくことができます。

4月にスタートするエーゼログループには3つの事業領域があり、西粟倉だけでも8つの事業があります。今回はそのなかの3つのポジションで採用を予定していますが、将来的には新たなポジションへのチャレンジも可能です。私たちの新たな門出のタイミングで入社いただくみなさんは、第二創業メンバーでもある。会社の未来を担う一人であるという意識のある方と、ともに会社をつくっていきたいと考えています。

エーゼログループは、良くも悪くも荒削りな会社です。余白もたくさんあり、あなたの想いを形にしていくチャンスも大いにあります。今はまだやりたいことや自分の幸せを認知できていなかったとしても、その余白に魅力を感じる方はそこに何かがあるということ。まずは3月25日(土)に開催するオンライン説明会、4月28日(金)に開催する現地説明会に参加して、それを探ってみて欲しいです。未来の仲間に出会えることを楽しみにしています。

 


採用説明会「会社の未来に会いたい」詳細

【オンライン】説明会

(現在、企画検討中です)

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【現地開催】説明会

(現在、企画検討中です)

 


今回の求人について

求人01

事業部 社会関係資本事業部
プロジェクト 関係人口の深さに特化した体験プログラム(ツアー研修事業)の展開
採用人数 2名(プロジェクトリーダー1名、プロジェクトメンバー1名)
詳細 https://throughme.jp/idomu_recruit-2023_2/

 

求人02(募集受付終了)

事業部 ローカルインキュベーション事業部
プロジェクト ローカルベンチャーを基盤とした共創型事業開発研修事業の開発と展開
採用人数 2名(プロジェクトリーダー1名、プロジェクトメンバー1名)
詳細 https://throughme.jp/idomu_recruit-2023_3/

 

求人03(募集受付終了)

事業部 BASE101%事業部
プロジェクト 地域資源を活かした食の6次産業化プロジェクト
採用人数 1名
詳細 https://throughme.jp/idomu_recruit-2023_4/

 

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